ホモ・ルーデンス入門

同志諸君へ告ぐ

頬のケロイドを治療したおはなし

私の頬にはケロイドがある。
このケロイド、そもそもはケロイドではなく2-3mmの軟性線維腫や老人性血管腫と思われるものだった。
いきなりできたその出来物、放置してても全然良くならなかった。5年ほど前、バカな私は、これ、線香で焼いて治せるんじゃない?と思い、思いっきり焼いた結果、その出来物はなくなったがそこには3mmほどのぽっこりとした赤いケロイドが残った。
そんな本当にバカな理由でできたケロイドは、何をしたって良くならなかった。
 
おこなったこと
・強めのステロイドを塗る
→周りの皮膚が白くなるばかりで良くならない
・ケロイドを治すシート(シリコンのジェルシートを貼る
→効果なし
・意を決してレーザー治療をおこなう
→レーザーで焼き切ってもらおうと思って診てもらったのに、フラクショナルレーザーという全く別のレーザーを当てられてしまった。どんなレーザーかの説明もなく、終わった後、あと5回も当てる必要があると言われて頭の中が?でいっぱいになった。このような過ちを犯さないよう、皆さんはレーザーの種類をわかった上で受診した方が良い。お金と時間の無駄だった。そして全く良くならなかった。
 
このようなことが続いて、そろそろ嫌になってきた私だったが、もう一度レーザーを当てて、今度こそ焼き切ってもらおうと決意した。
 
使用したレーザー:炭酸ガスレーザー(CO2レーザー)
最初にできた出来物が謎の出来物だったことから、皮膚を奥深くまでくり抜かれることとなった。
麻酔をかけ、処置完了後、くり抜かれた穴を見た私は、これは本当に良くなるのか?と不安になって質問したところ、湿潤療法で必ずよくなるから、と言われ、湿潤療法を進めることにした。
 
教えてもらった湿潤療法:
ワセリンを患部に塗り、デュオアクティブという被覆材で覆う。1日1回これを被覆材を取り替えワセリンを塗り直し、患部が乾かないようにする。ワセリン以外を原則塗らない。これを私は2ヶ月おこなった。
 
この湿潤療法中、被覆材でかぶれて患部とその周りに炎症がおこり、2週間ほど治らないということがあった。炎症が始まって3-4日でこれはおかしいと思い、原則ワセリン以外は塗るなと言われていたものの、途中から手持ちのステロイドを塗った。予後確認で2週間後に通院して患部を見せたらステロイドがもらえたため、皮膚がかぶれやすい人は最初からステロイドをもらっておいた方が良いと思われる。
そして炎症っぽいものが起こったらすぐにステロイドを塗るのが正しい選択だ。
 
レーザー治療予後:
治療をおこなって約1年経過した。
頬にあいた穴はきちんと塞がり、平らにはなったものの、半分目立たない傷跡、半分が新しいケロイドとして残ってしまった。
この理由として考えられるのが、
・炎症が起こった時に早めに対処しなかった結果、患部にも炎症が起こってしまいケロイド化した。炎症が起こらなかった箇所については通常通り治った。
・私は元々毛細血管拡張症で頬にも毛細血管が浮き出ている箇所があるのだが、偶然にも患部に毛細血管が拡張してしまった。
 
結果・今後どうするか:
見た目のグロさは解消された。
赤く腫れたケロイド→平らで茶色の傷跡(これに関してはどんどん薄くなると思われる)+局地的にケロイド(多少赤みあり)
日によって傷跡全体が赤くなることもある。
化粧をしようにも、ケロイド化していることもあってか傷跡にうまくファンデがのらない箇所があり困っている。
せっかく1年間の治療保証がついた病院で治療したものの、これはケロイドではない、時間が経てば治るとの病院側の主張で再手術はできないこととなった。1年経ってもよくならないので、他のレーザー治療をおこなうことについて検討中。
 
新しいケロイド化さえなければとても素晴らしい治療だと思われるので、
・炎症が起こったら即ステロイドを塗る
これだけは同じ治療をする人におすすめしたい。